茶快倶楽部

「茶快物語」は、宇宙の運命を賭けた壮大な冒険の物語です。物語は、光と影の狭間で揺れ動く茶快倶楽部から始まります。ここには、人間性を育み、守ることを使命とする光側の人間たちが集います。しかし、彼らの平和な日常は、機械人間で構成されるG警団の出現によって一変。G警団は、高度な技術と冷徹な論理を駆使し、秩序をもたらすという名の下に、人々の自由を奪います。

その影で暗躍するのは、超地球帝国政府。彼らは、人口削減を通じて地球の資源を管理しようとする闇の組織です。彼らの計画は、地球の未来に暗い影を落とします。

そして、物語はさらに広がりを見せます。かつて地球を支配したアンドロメダ銀河軍が再び地球を襲来。彼らの野望は、宇宙の支配を取り戻すこと。地球は再び宇宙の戦場となります。

最終章では、マーキング教団の登場。彼らはアンドロメダ銀河軍の残党であり、宗教を掲げて地球の闇の組織を操る力を持っています。彼らの真の目的は何か、そして茶快倶楽部とその仲間たちは地球を守り、光を取り戻すことができるのか。

「茶快物語」は、勇気と友情、裏切りと復讐を織り交ぜながら、読者を未知なる世界へと誘います。それぞれの章が独自の魅力を持ち、物語全体を通じて、人間とは何か、そして私たちの居場所はどこにあるのかという問いを投げかけます。この壮大な物語に身を投じ、光と闇の狭間で繰り広げられる戦いに参加しましょう。

第一部: マーキング教団によるアーベルの抹殺
概要: マーキング教団はアーベル群を活用した新技術を狙い、技術者の抹殺を計画します。G警団は技術者の命とアーベル群を巡る葛藤の末、技術開発を凍結させ技術者の命を救いますが、コアシステムは封印されます。

第二部: 光の破壊と下層通貨
概要: 開発者たちが構築しようとした独立した経済圏を潰すため、G警団は商業的価値を破壊し、オープンソース化することで標的を無力化します。さらに、SNSリリース計画を妨害し、技術情報を自らのプラットフォームに移植することで、標的を完全に潰します。

第三部: 茶快倶楽部
概要: G警団は標的がメディアを作ろうとする試みを徹底的に逆SEOで潰します。莫大な資本力を背景に、メディア市場において圧倒的な逆SEOを展開し、自信を深めながら勢力を拡大していきます。

第四部: マトリックスを巡る戦い
概要: 標的がビジネス領域でアーベル群を用いた自動化システムSetsを稼働させるも、G警団はこれを奪い取り、顧客情報を含む業務妨害を行います。さらに、顧客に対する攻撃を仄めかし、業務停止を目論みます。

総合概要
この4部作では、G警団とその敵対者たちとの間で展開される激しい攻防を描いています。第一部では技術抹殺の計画とその阻止、第二部では経済活動の妨害、第三部ではメディアに対する攻撃、第四部ではビジネス領域への移行とそこでの戦いが中心です。G警団は技術、経済、メディア、ビジネスの各領域で圧倒的な力を行使し、標的の試みを次々に潰していきます。その過程で、技術の封印、経済圏の破壊、メディア力の利用、そして最終的にはビジネスの自動販売機化への妨害が繰り広げられます。

2013年-2016年前半

えっちな映像をさがし、いつものように民間人宅に標的型APT攻撃を仕掛けていたG系団員。盗撮の標的としてたマヤの恋人 お茶丸が奇妙なアーベル群を応用したさまざまなものを統合するみたことのない技術を保有していることに気が付きます。その、さまざまなプログラミング言語、自然言語、SQL、人工知能言語、数値計算言語、自然科学、遺伝子工学、時空間管理、言語文法、集合、トポロジー、神託機械などを統合するポテンシャルをもつ不思議な力をもつ言語はかつて神話で「バベルの塔」を建てたといわれる禁断の知恵の実にみえました。その技術を持つお茶丸は、G警団にそれらの技術を狙われていることに気がつき、workspaceとして組み立てようとしたその言葉たちを葉っぱのようにバラバラにし、その言の葉の中に真の意味を封印します。G警団を支配するマーキング教団は、最初は元首相と引き合わせるなどして懐柔しようとしますが、その威力に気が付き、この禁断の実をもつお茶丸をアベルの故事になぞらえて奪い殺そうと画策します。

アーベル群を活用したさまざまなホーリズムの新規技術について教団が奪い、それらを独占するために茶快人ごと抹殺しようとするも、教団が単独で応用技術をつくることができないため、G警団員が技術者を生かして奪うか、殺して技術ごと封印するか葛藤します。

最終的に、茶快人は技術開発を一時的に凍結し、アーベル群を駆使したコアシステムは封印され、お茶丸は殺害を免れます。

G警団は、小規模の開発者やクリエータたちがブラックボックスのモジュール開発をしてマネタイズをできる仕組みを構築して小規模な経済圏をつくろうとする試みを潰すための活動をしかけます。

G警団はあらゆる経済活動を中抜きできる仕組みを構築することを至上命題としており、G警団を介さないプラットフォームを作る動きを潰すことはG警団の重要な活動です。標的の商品をトイレに見立ててすべてをオープンソースとしてばらまくことで商業的な価値を潰し、またお茶丸のSNSのリリース計画にあわせて大量のマストダンを作成して逆SEOを仕掛け、また、スパイ活動で奪った技術情報をG警団関係のプラットフォームにどんどん移植して、標的を潰します。

お茶丸は、持続性APT攻撃を避けるために、オンプレミスに電磁シールドや防音対策したラックマウントサーバを構築することでSIGINTやACINTの対策をし、CISCOのスイッチやルータでネットワークのセキュリティ対策をします。また、UPSやフェライトコアや低抵抗のケーブルなどを用いてテンペスト対策をします。しかしモニターを壁越しに盗撮する技術、キー入力をする手の動きをレーダーなどを用いて追跡する技術、脳の血管の流れをモニタリングする技術、光超音波を使用して人間を監視する技術など、融合身体とよばれる最新の持続性APT攻撃技術により背乗りを避けることができず、流出被害を防ぐことができませんでした。最終的にはG警団は光のシステムのルータなどを破壊し、その間に他の仕事をしようとしたお茶丸のいく先に先回りしてお茶丸の知財をばらまきそれを他社のものであるかのようにする契約で嵌めて、公正取引委員会などに通報されないように暴力団で脅し、頭痛兵器を設置することで光のシステムを潰し乗っ取ることに成功します。

融合身体と呼ばれる新しい持続性APT攻撃では、背乗りをするスパイと標的との同期性が格段に高まっておりタイムラグが最小化されているため、たとえば、ツイッターの投稿を推敲しているとお茶丸よりも先に背乗りスパイが投稿するため、権利の乗っ取りが断然やりやすくなっていました。誤字を訂正していると先になりすましに投稿される状態になります。この状態はソフトウエアやコンテンツについても同じでGPSを使ったRPGのコンテンツとして書いていた「7 monsters & 11 jobs」についても原稿段階で次々にパクられるようになります。第三者からはなりすましかどうかの判定は、設計者開発者になりすましている側が盗難した技術についてそれが何なのかを理解していないことでしか判定できなくなってきていました。そのため、お茶丸側からは原稿段階でごく一部を公開し、その関連の技術やコンテンツは隠しておくことでしか権利のハイジャックを阻止できなくなります。

お茶丸の権利ハイジャック阻止の対策にもかかわらず、G警団はこの権利ハイジャックの仕組みを使い次々と権利のハイジャックを進めていきます。この融合身体システムは「rsyncシステム」ともよばれ、これにより、持続性APT攻撃から権利乗っ取り、ロンダリングまでの手続きが完全なシステム化をされるようになります。その後、G警団は、AIを用いて「設計者開発者になりすましている側が盗難した技術についてそれが何なのかを理解していない」ケースにおいても論理的な綻びがなく標的を「しらないこと」にする網羅的な証明マシンの開発に力をいれるようになります。これはのちに「しらないこと」を矛盾なく説明をして裁判で勝てるようにロンダリングするAIシステムの開発へつながっていきます。

そして、G警団は、お茶丸のオンプレミスシステムABCIと同じ名前の無駄にでかいクラウドサービスを国の予算を数百億投入して作成します。このマネシタ戦略により光のシステムに関する別の戦略をも潰しにかかります。そのころ、G警団は下層通貨の仕手戦などの相場操縦で大儲けをしており、嫌がらせをするための資金も豊富になり、飛ぶ鳥を落とす勢いとなります。

G警団は、逆SEOに対抗するために「茶快倶楽部」というメディアをつくろうとする標的を潰すために下層通貨などで儲けた何万倍もの資本を投入しながら徹底的に逆SEOを仕掛けることでお茶丸を圧倒します。そう、徹底的に干す戦略の本格的な実施です。

このころ、お茶丸はフォロワー自動削除ツールを組み込まれていることを発見し、Twitterがスパイグループの支配下にあることを理解します。

「茶快倶楽部」ではネット上の逆SEOにおされるのをさけるために、リアルとネットの両方を結びつける活動をはじめようとします。チラシ配布や、ジャイロキャノピーにQRコードをはることでSNSや検索エンジン以外からのユーザの流入を狙います。

G警団は「お茶丸をネジにする」という隠語をつかいながら何かを仕掛けることを仄めかし続けます。G警団は、ジャイロキャノピーのネジを大量に盗む、駐車場の屋根のネジを大量に盗んで剥がすなどにより、プレッシャーをかけます。その後、事故死するという暗殺の仄めかしがあり、その直後にジャイロキャノピーのアクセルスロットルが戻らないという状態になり、走行中にエンジンを切り足で直接ジャイロキャノピーを止めることになります。ここでお茶丸は暗殺の危険を感じ、ジャイロキャノピーを用いたビジネスは凍結します。これらの一連の活動からスパイ集団がGoogleやYahooの検索エンジンやSNSやLINE以外からのユーザの流入が人間関係を監視してお茶丸を干すという人間関係破壊工作の邪魔になるため嫌がっていることを理解します。そして、持続性APT攻撃のカラクリがビッグデータ収集やAIと深く関係があることを理解します。

そこからお茶丸は、地下室の確保、防音ルーム、電波暗室、さらに強化されたオフラインセキュリティシステムを構築することでスパイからの攻撃をかわそうとします。しかし、スパイグループも窓枠のゴムを剥がす、防音ルームと監視システムの間にいる猫が死ぬ程度に出力をあげて対応をし、お茶丸側は防衛を失敗します。また、スパイグループは電波や磁場とラッセルの円環モデルを応用した脳へのてんかん攻撃も仕掛け、ここから家族全体に頭痛や急な睡魔や記憶障害などの被害が広がりはじめます。G警団の忘れる権利の適用は人体にまで及ぶようになったといえます。このような攻撃はアンダーグラウンドサービスにおいては１０００万円程度で数人程度で交代制で仕掛けることで１年半程度で標的を破滅に追い込むことができるサービスとしてビジネス化され、巷では「集団ストーカー」と呼ばれ、広く知られるようになりますが、その隠蔽工作する側の資金力や技術力や組織力や権力が大きく、被害者が解決することができないのが特徴です。

お茶丸はこの持続性APT攻撃が国家背景であることを把握し、警察や公安調査庁への被害報告、国への開示請求をすることで対応しますが、開示請求では存在しないとされた上で、開示請求の対象の役人から分散型ファイルシステムやハッシュによる管理システムなどを流出攻撃されるなど様々な報復を受け続けます。また、その役人が利益供与する対象である大企業に対して持続性APT攻撃で盗み出した技術を堂々と提供するようになります。

このような執拗な攻撃により、G警団は自分たちの圧倒的な武装や攻撃能力に自信を深め、攻撃対象を拡大していきます。

メディア力で押し切られるコンシューマ市場から一旦引いてビジネス領域に移動したお茶丸に対して執拗な攻撃を仕掛けます。ここでお茶丸は一旦封印したアーベル群をもちいた自動化システムSetsを稼働させて、マトリックスシステムを構築し、ビジネスを開始し、そこに決済自動化の仕組みを入れることで自動販売機化しようとします。

スパイはG警団の大物をトップとする新しい省庁をつくり標的型攻撃で奪った知財をその組織のものとするため、持続性APT攻撃の勢いを増していきます。また、その省庁の事業企画を取りまとめをする役職にG警団員を設置することで、持続性APT攻撃で奪った知財のロンダリングを図ります。その大物は盗撮島に関わったり、米国で大学をトンネルとしたマネーロンダリングで摘発された批判を受けて一旦はトップ人事からは外れますが、様々な形でその新官庁への影響力を残します。その過程において、茶快の様々なビジネス用のソフトウエアは盗み出されて、新官庁にロンダリングされていきます。このようにしてG警団は次々に官軍ポジションを抑えていきます。

また、G警団は自動販売機ごと奪い取り、標的型攻撃で顧客に関することを含めて実況中継することで業務を妨害します。そして業務の動きが悪くなったところで顧客に水飲み場攻撃を仕掛けることをちらつかせながら業務停止を狙います。この頃、お茶丸がスパイ被害について相談メールを送ったことのある首相が暗殺されます。G警団は首相暗殺後に組織力が弱まった反面、求心力を失ったのか統制が崩れて、お茶丸の顧客をも攻撃の標的にするような動きをみせ始めます。また、他のwordpressのホームページを売る顧客を奪った報復で持続性APT攻撃による産業スパイを仕掛けられ、wordpressでlaravelを駆逐すると宣言されるなど攻撃を強める動きもでてきます。さらにはビジネスプラットフォーム上での顧客のビジネスに対する弱気な発言を盗み出してから強気に持続性APT攻撃を仕掛けてくるようになります。このようなことから、顧客を含めてビジネスをまるごと潰して乗っ取ろうとする動きを開始した背景として首相の暗殺が背景にある可能性を考慮し始めます。

首相暗殺後からのG警団の動きが変質したことを受けて極めて危険と判断し、お茶丸はjpcertにインシデント報告をして、外部の顧客とのやりとりを停止しカウンターインテリジェンスを模索し始めます。お茶丸は顧客をも狙った標的を原発にみたてたSTUXNETなどを強化したツールによる「オリンピックゲームス」と呼ばれる水飲み場攻撃に苦戦をし、他の諜報能力のある派閥に防衛協力の打診を開始します。また、水飲み場攻撃を仕掛けるスパイを刑事犯として仕留めるために、さまざまな角度から証拠の整理や分析をおこない反撃体勢を構築しようとします。